水没した携帯電話の復活の呪文：しましまの出口：SSブログ

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水没した携帯電話の復活の呪文 [編集]

トイレに携帯を落とした！help！
というメールが社長から飛んできました。
恐る恐る見に行くと、慌てて周りについた水分は拭き取った模様ですが、
液晶には明らかに「今、ここに水が入っています☆」という模様が見えました。
バッテリーのところは、明らかに”水没しましたマーク”もあり、もう、ダメかと思ったのですが、どうやら復活の儀式があったようなので、
今、トイレに携帯を落とした方のために書いておきます。

まず、上記の社長のように、水没してからメールを打ったり、電話を使ったりしない。
電源を切るのが鉄則です。特にジュースの中に落としたとか、ラーメン汁の中に落とした場合などは、もってのほかです。直ちに電源を切って次の対処法を行いましょう。

洗浄する。

ここで、ドラックストアなどにお買い物に行っていただきます。
購入するものは、

茶色い瓶に入った無水エタノール
（プラスチックに入っているエタノールは水分が多いので茶色い瓶のを購入してください。）

シリカゲル
（吸湿剤の売り場付近にあったりします。）

ジップロック
（お漬物が漬けれそうな丈夫なあの袋です）

以上が揃いましたら、火気厳禁の場所で、携帯電話パーツをできるだけ取り外してください。
SDカード、USIMチップ、電池パック、裏ふたなど。
次に、ジップロックに携帯電話本体を入れます。
そして、そこに無水エタノールをナミナミと注ぎます。そしてシャカシャカとシェイクします。10分くらい。
見た目は水に浸かった携帯そのものに見えるので、声が出そうなほど心配になりますが、これで、汚れ（汁や糖分や）を取るのと、エタノールが中の水分を乾燥させるそうです。

よく染み込んだところで、携帯電話を取り出します。
今度は、ドライヤーの冷風で乾かします。20～30分くらい。

それから、先ほど購入してきたシリカゲル漬けにします。
水分が入らないように、先ほどのジップロックを2重にするなどしてください。
（私が使ったのは、梅酒をつけるようなパッキンのついた瓶でしたが、密閉性の高いものであれば何でも良いと思われます）

最低3日はシリカゲル漬けにしておきましょう。鶴の恩返しのように、途中でこっそり電源を入れたりしないように）

3日後取り出し、電源を入れてみてください。　幸運を祈る！

これで、私の担当した水没携帯は見事復活し、いまだ活躍中です。

このほかの方法では、パンストに入れて遠心分離器のように振り回すというのもありました。　
なるほど。。。

一番気になったのは、社長、トイレ、する前に落としたんですよね？　未だに聞いてない　（ドッキドキ）

あくまでも、ダメもとの自己責任で行ってください。
私の担当した携帯電話はこれで復活しましたが、すべての機種がこれで復活するとは限りません。

2008-12-23 01:06 nice!(1) コメント(5) トラックバック(0)
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